施設長挨拶



私が初めて介護の仕事に携わったのは、芸人活動をしていた時代の夜勤のアルバイトです。
当時、なかなか寝付けないご利用者様がいて、夜な夜な色々なお話を聞かせていただきました。
同期が売れ始めているのを尻目に、毎日「あんたはお笑いよりこの仕事のほうが向いてるなあ」とコンコンと説かれた事を昨日の事のように思い出します。
その説得が功を奏したのかは私にも定かではありませんが、その後東京の介護の会社に就職し、様々な勉強をさせていただきました。

人の笑顔を見る事が好きで、お笑いの世界に飛び込ました。それは今も変わっておらず、やはりこの介護の世界でも、一人でも多くの方を笑顔にできたらと切に願っております。

その為にはお一人おひとりの思いに寄り添う事が大切であると私は考えています。

人生経験の豊富な方々が、様々な事情によりデイサービスに来られます。
楽しみに来られる方、戸惑いながら来られる方、運動する事が好きな方、一日ゆっくり過ごしたい方、色々な方がいらっしゃると思います。

そのような方々がどのような思いで、どんな一日を過ごしたいのか、そこで私たちにどのような事ができるのか、真剣に考えてまいります。

お一人お一人の思いや希望に寄り添って、一人でも多くの方を笑顔にできる介護を追求していきたいと思います。

 

デイサービス和彩花 河合 昇